生まれて初めて子猫を保護したので、ここに経緯を記します。長いので分けます。忘れないうちに書き留めないと。

どうか健康で立派に育ちますように…



冬の某日。

出張から帰宅しのんびりしていると、外から妙な鳴き声が。

はじめはスルーするも、ベランダに出たときに猫の鳴き声と気付く。

急いでちゅーるを掴んで外に出、声のする方へ…

どうやらマンション前の空き地のようだ。


帰宅中であろう女の子と、男性が、既に鳴き声のする場所に足を止めて心配そうに見つめている。

街灯はあるけど暗くてよく見えない。
しかも工事資材が置かれた空き地でフェンスに囲まれていて近づけない。
フェンスに足をかけて、どうにかこうにか見つけようとする。

いた!

工事機器の下に!
完全に子猫!

ちゅーるを開封、フェンスの隙間から差し出し、呼んでみる。
でも全然遠い…

様子を見ていた男性が、「もうフェンス越えるしかないっすよね」と。なんと心強い。
彼にちゅーるを渡し、いざフェンス越え!

が、驚いて逃げてしまう…
そりゃそうだ。いきなり巨大生物来たら怖いよね。

その空き地はフェンスで囲まれているので、余程追いかけまわさない限り、空き地からは出なさそう。

取り敢えず、その男性には「夫が帰宅したらまた様子見ます」と伝え解散に。

男性は「数日前から鳴き声がして気になってて、でも自宅は動物が飼えないから様子見て貰えるならありがたい」と言ってくれた。
なんて好青年…

最初にみゃーみゃーしてた場所にちゅーるをにゅるっと出して、私も一旦、防寒とか態勢を整えに部屋に戻った。

が、我慢できず、30分後くらいにまた行く(笑)


ちゅーるが無くなってた!食べたんだ!

と思ったら、そのちゅーるのすぐそばの資材の下から顔を覗かせる!
今までで一番近い!可愛い!

今度は匂いの強い猫の粉ミルクを手につけて呼ぶ。

みゃーみゃー鳴くけど来ない…


すると今度は小学生二人組が立ち止まる。

「まだいるかなー」とか何とか言いながらすぐ横でフェンスに手をかけ見ている。

「前から居たの?」と聞くと、その小学生も男性と同じく「ちょっと前から」とのこと。

すぐにその子らは帰ったが、私はまだ諦められず、とうとうフェンス越えを決意。

ホントは駄目な行為だけど…大通りだから人目も気になるけど…もう仕方ない。

そーっと行く。

でも、資材の隙間を縫って、やっぱり逃げてしまった…
どこに身を隠したのか、鳴き声もしないし、暗くてわからないし…

今度は猫用粉ミルクを撒いておいて、また部屋に戻った。



深夜1時。
帰宅した夫と、再び空き地へ。

ミルクも無くなってる!

暫くフェンス周りをうろうろ探すと鳴き声がしてきた!

夫にフェンス越えをしてもらう。
が、やはり逃げる。

でも今度はまたすぐ鳴くから、次の場所がわかる。

少しずつ追い詰める…

空き地の端の、フェンスの切れ目付近の草ががさごそする!
近い!と思ったらビュンっと空き地を抜け出し、マンションの敷地の暗闇へ…

千載一遇のチャンスが…しかも空き地よりもやっかいな場所に行かせてしまった…追い詰めて大通りに出てしまったら轢かれて終わる…


たぶんマンションとマンションのすき間にいるっぽいが、鳴かなくなってしまったのでわからない。

大通りに飛び出ないように、大通り側の隙間から観察してると、またも声をかけてくれる人が。

「子猫いた?このマンションに住んでるけど鳴き声がここ数日響いてくるんだよね〜昼はあっちで、夜はこっちで過ごしてるぽいんだよね〜」とか何とか。

子猫を気にしている人が意外といる…

確かにこの辺りに野良猫は居らず、まして子猫なんて目にしない。だから色んな人が気にしてたんだ。
資材置き場の空き地に捨てられたんだろうな。
目の前の我が家のマンションにはペット用の足洗い場とかがあるから、このマンションの住人が拾うだろうとか考えて置いたのかな。
悲しくなってきた…

子猫が、安全な空き地へ戻ることを祈って、空き地のほうにまたちゅーるをセットし帰宅。
子猫が気になって気になって仕方のない夜を過ごす…


…鹿之助との出会い1日目の記録でした。
続きを忘れないうちにまた書きます。

出張から帰宅し先住猫の小十郎とラブラブ。
このあとこんなことが起ころうとは…
人生何があるかわかりません。DSC_0607